プリミティヴな舞曲風ピアノ

シャイ・マエストロを聴いててなんとなく感じるこのプリミティヴな民・族・感w

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そこで思い出したのがバルトークのルーマニア民俗舞曲。

ルーマニアのダンスってどんなもんかいと検索してみると、手拍子や、モモ、ヒザなんかを裏拍とかで叩いてるのが特徴的。

ユネスコの動画 (入れ込むと頭出しされないようなので5:54、374秒あたりから) ↓

その辺が舞曲集の最後の曲なんかにも装飾音や裏拍テヌートで現れてるんだなと思った。楽譜界のwikipedia、IMSLPの楽譜からw f:id:RuiRui2978:20191226141403p:plain

演奏としてはこのあたりが有名かね。ハンガリー若手三羽烏と言われたシフ・アンドラーシュの演奏 (この曲は3:21～、204秒からだけど短いんで最初からでもオススメ)

このぐらいやってくれると、ダンスのこの感じはよく再現されてるなって感じる。外国語だし外国のダンス(リズム感)なんだから日本語や日本の盆踊り感覚では演奏できないね。

大きな編成だとビート出すのはムズカシイですけど、これなんかなかなかだと思います(ちょっとピッチがアレなタイミングは感じますが・・・)

ちなみにルーマニア～の一曲目は棒踊り、という曲名だが、たぶんこれなのかなっていう。 (同じユネスコ動画の3:03～、183秒～) ↓

同じバルトーク、15の農民の歌、っていうシリーズの最後の曲もこのような曲調。 (頭出し11:42～、702秒～)

1-4-5とかシンプルなコード感構成で延々とビートを変えながらサークルダンスを繰り返す、これこそプリミティヴの真骨頂というわけですねえ。善き!