Quo Vadis

多趣味な自分の行く末を問うてみる・・・

ポーランドなピアノ、プレイスネル

たまたまサブスクで提案されたピアノものでなかなか善きなもの発見。

Zbigniew Preisner/10 Easy Pieces for Piano (Polish version, 10 Latwych Utworow Na Fortepian)

10 Easy Pieces for Piano (Polish version, 10 Latwych Utworow Na Fortepian)

10 Easy Pieces for Piano (Polish version, 10 Latwych Utworow Na Fortepian)

  • 発売日: 2012/09/03
  • メディア: MP3 ダウンロード

リリースは1999/9/25。 読みはズビグニエフ・プレイスネル、ビミョーなジャンル分けではあるけど、一応クラシック・映画音楽畑の人らしい。

ja.wikipedia.org

ただ弾いてるのはポーランドのジャズピアニスト。 レシェック・モジジェル

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曲紹介

いくつかYoutubeにも動画があったので合わせて紹介。

1曲目 A Good Morning Melody


A good morning.-Zbigniew Preisner

ペルトのようなピアノのクリスタルな高音の和音からはじまる。

聴いた感じ、大枠のコードがAでトップがC#→Dと動く。ただし一回目はベースのAは鳴らない。 下からE-A-Dと4度で重なる響き。

二度目からはベースにAが鳴って安定感は増す。

ひんやりと冷えた早朝、朝一番の日差しのようにつかみはオッケーな感じですねw

その後は穏やかな日差しが続く。

2曲目 Meditation


Zbigniew Preisner : Meditation , from ' 10 łatwych utworów na fortepian solo '

5曲目 The Art of Flying


The Art of Flying: Sztuka latania

ゴーストノートを多数含んだ左手に、Dミクソリディアン風(Cがナチュラル)の、いわば旋法的なアドリブのように颯爽と駆け巡る。 まあタイトルも飛んでますしね・・・w

叙情的なポーリッシュジャズとか民族音楽なんかを一瞬思い出す。

8曲目 A Tune a Day


A Tune a Day: Juz gram

リズムこそハバネラっぽい左手だけど、Key:BbでそれをベースにBb→Gm→Fとシンプルな大枠の響き。 こういう曲は美術館的ホワイトボックスな響きだなと感じるw ピアノでなくてそういう音色(どういう音色w)でやっても面白いかもしれないと感じた。

〇-〇

クラシック的厳格な構築性のようなものはあまりないけれど、エイナウディとか好きな方なら全然ありかと思います。