996問題
ちょっと前の朝日新聞で中国の996問題と扱っていた。
調べるとNHKなどでも特集されていた。 www.nhk.or.jp
996とは、朝9時-夜9時を6日間、日曜のみ休み、という意味らしく、
8117という単語もあるそうで、8時-11時(23時)を7日間(つまり休みなし)という意味らしい。
中国でも労働法では8時間が基本の模様。
ここでフと考える。 何かのカンバンを背負って8時間稼働させると、その分の対価としてオカネを生み出す仕組み=装置がカイシャなんだとすると、
規定された人数のヒト=従業員すべて、が、生活していくにおいて必要なオカネを、 或いは豊かに人生を暮らしていくための余剰金を、
この8時間稼働では生み出せない装置=カイシャは淘汰されるべき、なんでしょうか?
スタートアップよりの企業人、は経営者寄りの発言でジャック・マーのように「体力ある若いうちは24時間働けますか?を実践すべきだ」と言いがち。
もちろんそこから莫大なゲインがあるかは、業界とタイミング次第としか言えないところに発言の弱さがある。
かといって、精神的にも隷属して7日間歯車のようにこき使われて、中年になったら捨てられた、なんていう話も少なくない。
昭和型護送船団のような終身雇用なんていう幻想も、ない。
いろいろと考えさせられます。
